お散歩隊

千葉県動物愛護センター本所でのお散歩ボランティアのご案内とレポート

2020年05月

急いで撮ったのでイマイチな画像なのと、それぞれの推定年齢など不明のままで申し訳ないのですが、
センターのFIV部屋にいる子達のご紹介です。
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FIVとは、猫免疫不全ウイルス(FIV)というウイルスに感染することでかかるものです。
一般的には猫エイズと呼ばれています。
詳細はこちらで⇒ http://psnews.jp/cat/p/43311/

発症しなければ健康な猫達と変わらない生活を送ることができます。
ですが、唾液などから感染する為、感染していない子達の同居は避けた方がいいと思います。
グルーミングなどで舐め合うこともあるからです。

すでにFIVの子達との生活は問題ないので、ごくたまに、先住猫さんがFIVだからFIVの子なら引き取れるという方もいらっしゃいますが、なかなかないことです…。

もちろん、一頭飼いであれば感染の可能性もないので心配ありません。
エイズという仰々しいネーミングの為にどうしても避けられがちなのですが、健康な子でも病気になるリスクはありますし、
FIVだからとご縁が遠のくのではなく、他の子達と同じようにチャンスがあるといいなと思います。


センターのFIV部屋は窓がなく、ひなたぼっこができません。
太陽光に当たることで体内でビタミンDが生成されたり、セロトニンが増えたりします。
日光浴は免疫力を上げる効果もありますから、FIV陽性ならば尚更ゆっくりとひなたぼっこのできる環境でのんびり過ごしてもらいたいです。

センターの一般譲渡は中止していますが、もし、ビビっっ!ときた方がいらっしゃれば引き出しのお手伝いも可能です。
気になる方がいらっしゃったらお散歩隊までお声かけください。
osanpo_center@yahoo.co.jp

FIV部屋の子達をどうぞよろしくお願い致します。


センターでは現在、一般の方に向けての譲渡会を中止していることから、ボランティアなどが引き出す以外には目立った譲渡が進んでいないのですが、
多頭飼育崩壊の現場から収容された大人猫へのご希望を頂いて、お散歩隊を通して譲渡となりました。
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※ケージにピントが合ってしまっていてボケてしまってすみません※
よく、「子犬・子猫の小さいうちからじゃないと懐かない」または「躾られない」などと聞くことがありますが、そんなことはありません。
犬も猫も大人になってからでも懐きますし、家族としての絆は小さい頃からでなくても、大人になってからでも深めていくことができます。
懐くには子犬ーーー!!子猫ーーー!!という縛りを捨てて向き合ってみることも考えてみてくださいね。
Mさん、長毛さんを末永くよろしくお願い致します。


今日のお散歩ボランティアは久々にモデル犬を含めた25頭のお散歩になりました。
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レオンくん・ムックくん兄弟(モデル犬)
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撮られる気ゼロの茶色いひと達
こまちちゃん・いのちゃん(モデル犬)


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バズくん


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ステンくん


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プラムちゃん


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ロイドくん・ブーツくん兄弟


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クリンくん


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ポピーちゃん


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リラくん


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リッキーくんを好き過ぎるドラゴンくん
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決して怒りはしないけれど
一人でのんびり歩きたいリッキーくん


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クリスくん


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ゆきちゃん


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カットくん



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リンジーくん
リンジーくんも今でこそこのように
心と身体が緩んできましたが
↓ ↓ ↓
ビフォー
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収容された直後はこのような表情でした。

最初からニコニコで明るい子もいますが、大抵はリンジーくんのように
心と身体が硬直したまま収容されることがほとんどです。

人とふれあうこと、人と歩くこと、お散歩ボランティアを通じて体験しながら
みんなのペースで少しずつ緩んでいってくれたらいいな、と思います。


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広場の藤の甘い香りに誘われて、クマンバチが大きな羽音を立てながら一生懸命蜜を集めていました。
が、、、私たち人間はまだしばらくの間三密は避けましょうね。

次回のお散歩ボランティアは8日(金)に実施予定です。
参加申込み受付は3日(日)から開始しますが、引き続き人数制限ありでの実施となりますので
これまでに参加経験のある方のみ受付可能となります。
ご協力頂ける方はよろしくお願い致します。


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